ウィルソン式とは 東京理科大学教授 大江修造

非理想溶液の気液平衡は以下のように表現できます.

 

p=Pγ1

p=Pγ2

p=Pγ3

.....

pn=Pnγnn

ここに,P1,P2,P3,..,Pnは、それぞれ各成分が単独で存在するときの蒸気圧である。p,p,p,....,pnを各成分の分圧と言います。γ1,γ2,γ3,....,γnをそれぞれ各成分の活量係数と言い、非理想溶液の気液平衡を表現するための熱力学的に定義される係数です。ラウールの法則を活量係数で補正した表現です.活量係数はウィルソン式により計算します.活量係数の例を以下に示します.

活量係数は液組成(x1,x2)の関数です.活量係数の表現式として良く使われるウィルソン式(Wilson equation)を以下に示します.ここに,Λ12およびΛ12は定数でウィルソン定数と言います.

ウィルソン定数が必要な場合に役に立つ

「Excelによる気液平衡データ集 第2版」 

ウィルソン式の詳しい解説は大江修造 「物性推算法」

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